足底腱膜炎
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足底腱膜炎で来られる患者様の多くのお悩みとしては「朝起きた時の一歩目が痛い」「長い時間立ったあと座ると踵が痛い」「立ち仕事をしてるが長い時間立っていると足、特に足の裏が痛い」「足の裏の疲労感がまったく取れない」「スポーツをしている時に踏み込み動作をした時踵が痛い」などのお悩みを多く聞きます。患者様に共通してることが足の裏、踵の痛みです。そして大体は数分、数時間経過すると痛みも和らぐので特に気にすることもなくそのままにしておくことが多いです。
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足底腱膜炎に対する当院の考え
足底腱膜炎を治さずにそのままにしておくと症状の悪化、痛みがもっと酷くなることがあります。足底腱膜炎を自然治癒した症例もありますが、適切な施術をしないと殆どの場合は完治に必要な期間が伸びたり、なかなか症状が改善されなかったり、早期に施術を受けていればもっと早く改善できた可能性があったりそれで頭を悩ませる患者様も実際にお見受けしたことがあります。
また痛みを我慢し続けて日常生活を送ると無意識に痛みを避けるような歩き方をしてしまい正常な歩き方から不自然な歩き方をしてしまい、そこから全身の骨格のバランスが悪くなったりすることもあります。 -
足底腱膜炎を放っておくとどうなるのか
足底腱膜炎は立ち仕事をしてる中年の方やスポーツをしている青年の方に多くみられいずれも足の裏の踵の内側に痛みが出ます。
痛みが出る原因としては踵には足底腱膜、母趾外転筋、短趾屈筋、足底方形筋などが付着しています。立ったり歩いたりするとこれらの筋肉が引っ張られ、繰り返されると筋肉の付着部に炎症が起こって痛みが発症します。
さらに進行すると踵が変形を起こし骨棘ができてしまい痛みは増加していきます。また踵は地面と強くぶつかりやすいためスポーツの強く踏み込む動作を繰り返しすることによって骨や筋肉に直接衝撃が入り痛みが出ます。 -
足底腱膜炎の改善方法
足底腱膜のを改善するためにはまずは痛みが出る方の足を休ませることが理想的ですが日常生活を考えると難しいことが多いです。なので当院の考えとしては足の裏の筋肉を鍛えることや筋肉の緊張をとるをことが最善と思います。
足の裏の筋肉を鍛えるにはタオルギャザーをやります。やり方は簡単で椅子などに座った状態や立ったままの状態で大きめのタオルを足元に敷き、足趾を握り込むような動作をやりタオルを手繰り寄せることで足の裏の筋肉を鍛えます。
足の裏の筋肉の緊張をとるためにはストレッチや電気療法などか効果的です。ストレッチではアキレス腱やふくらはぎを伸ばすストレッチを行います。電気療法ではふくらはぎの筋肉や足の裏の筋肉に電気を流します。 -
足底腱膜炎の改善に効果的な当院の施術メニューは?
足の裏やふくらはぎなどの下腿の筋肉の硬さを改善し、柔軟性を得るための施術が主にあります。
筋膜ストレッチ
下半身全体のストレッチでふくらはぎの筋肉や足底の筋肉を伸ばし筋肉の緊張を取り、筋肉の柔軟性を高めます。
EMS
筋肉や神経に電気刺激を与えて目的の筋肉を鍛えたり症状を緩和することができます。
足の極み
ふくらはぎの筋肉や足底の筋肉を緩めることができるメニューです。また足のアーチを整えたり、足のむくみの改善にも効果があります。
鍼
踵に付着する筋肉や足底の筋肉に直接鍼施術をすることで筋肉の固さを取ることができます。
矯正
下半身全体、膝や足関節の歪みを施術します。 -
その施術を受けるとどう楽になるのか
筋膜ストレッチ
下腿の全体の筋肉の柔軟性を高めることで立ち仕事をしている時でも足底の筋肉に対して負担がかなり軽減され、痛みが緩和され疲労感も無くなります。
EMS
電気刺激を筋肉に与えると筋収縮が起こり、血流が良くなり痛みの緩和や筋肉の修復力も高めることができます。
鍼
ストレッチや指圧よりも深く筋肉に刺激を与えることができるため足の疲労感が施術前と施術後では効果がはっきり感じられます。
足の極み
足のアーチを整えるので普段よりも足の踏み込みが安定します。
矯正
歩いている時や立った時の重心などが安定し正常な歩き方に戻るようになります。 -
改善するための施術頻度はどのくらいか
患者様の日常生活やお身体の状態にもよって変わりますが1週間の内2〜3日で3〜6ヶ月の期間は通って頂きたいと考えています。最初の1回目の施術で足底腱膜炎の症状がだいぶ楽になると思いますが一回だけの施術ですとその日や数日は症状は緩和されると思いますが日が経つにつれて症状がまた出てくると思います。痛みを再発させないためにも時間はかかると思いますがお身体の状態を完璧するため一緒に頑張りましょう。